仮性包茎の男性は様々な悩みを抱えていることが多いです。治療しなければ何か不都合が生じるのだろうかという疑問を抱えている人もいれば、実際に何かしらの問題が発生していて困っている人も少なくありません。見た目だけではなく、臭いや汚れといった衛生面の問題から痛みに関する悩みなどを抱えている人もいます。
また、自分自身では不都合を感じていなくても、パートナーから指摘されて悩んでいる人もいるでしょう。あらゆる状況に対して問題があるかどうか知っておくことで、仮性包茎を治療したほうがよいのか、何か対策を行ったほうがよいのかということが分かるはずです。
仮性包茎の見た目で悩む必要はない
ペニスが皮を被っていることに対して、見た目が悪いと思っている男性は少なくないです。しかしながら、日本人の男性の過半数は仮性包茎なので、見た目についてそれほど心配する必要はありません。あなたが知らないだけで、周囲にいる同性の多くが仮性包茎であってもおかしくないと言えます。
性行為を行う際にパートナーに見られることが恥ずかしいと感じる男性もいますが、見た目を重視する人は少ないです。皮を被っている仮性包茎の状態が一般的だと思っている女性も多いので、剥けていないことで心配する必要はないでしょう。全く剥くことができなければ、修学旅行や卒業旅行、社員旅行などで裸の付き合いがあるときに恥ずかしさを感じる可能性があります。
けれども、仮性包茎の場合は皮を剥くことができるので、どうしても気になるときは自分で剥いてしまえば問題ないです。性行為の際に支障をきたしている、痛みが強い、不衛生などの問題がなければ、慌てて施術を受ける必要はないと言えます。強いコンプレックスがある場合はペニスの見栄えをよくするために包茎手術を受けてもよいですが、焦って治療をする必要はないことを理解しておくとよいです。
臭いや汚れを放置しておくことは問題
仮性包茎の場合は包皮の内側に恥垢と呼ばれる汚れが溜まることがあり、それによって強烈な臭いを発するようになる可能性があります。毎日しっかりと洗っていれば問題ありませんが、汗をかくことが多い、蒸れやすい下着を着用している、恥垢が出やすいなどに該当する人は毎日清潔にしているつもりでも汚れや臭いが生じてしまうはずです。
真性包茎と違って洗うことができますが、体質によってはすぐ不衛生な状態になってしまうことを知っておきましょう。亀頭が包皮に覆われていることで不衛生な状況が作り出されてしまうので、きちんと剥けるようになれば問題が解決します。臭いや汚れを放置しておくと性行為の際にパートナーから嫌がられる可能性が高いです。
もしも、コンドームなしで性行為を行うのであれば、パートナーの体内に恥垢が入ることになり、衛生的に問題があります。普段からきちんと洗うように心掛けていても問題が解決しないのであれば、包茎手術を受けることで症状を改善すべきです。臭いや汚れに関する悩みを持っている場合、まずは今まで以上にペニスが清潔に保たれるように努力し、それでも改善されなければ包茎手術の施術を検討しましょう。
痛みがある仮性包茎は治療を検討しよう
ペニスに皮が被っている人の中には、性行為の際に激しい痛みを感じる人もいます。普段隠れている亀頭が露出することで痛くなったり、包皮口が小さくて皮がペニスを締めつけることによって痛くなったりすることが多いです。痛みがある場合は満足のいく性行為を行うことができなくなるので、早急に問題を解決しておいたほうがよいでしょう。
コンドームを装着すれば痛みがなくなるケースもあるのですが、将来的に子供を持ちたいのであれば、コンドームがない状態でも性行為ができるようにしておく必要があります。皮が激しく動いてしまうと痛くなってしまうことがあるので、痛みがある仮性包茎の場合は治療することを検討してみましょう。この問題を抱えていると性交渉に支障をきたすことになるので、パートナーが性生活に対して不満を覚えたり、子作りが上手くいかないことの原因になったりする可能性が高いです。
痛みがなく、問題なく性交渉を行える場合はよいのですが、そうでなければ早急に施術を受けることをおすすめします。仮性包茎の治療を行うと、しばらくは性行為などができないので、なるべく早く行動しておくことが大切であると知っておきましょう。
まとめ
仮性包茎で悩んでいるのであれば、自分が抱えている悩みを放置していて問題がないかどうかチェックしておくことが大切です。皮を被っているペニスだったとしても、性交渉に支障がない、清潔な状態を保つことができているのであれば問題がありません。
しかしながら、性交渉の際に痛みを感じたり不衛生な状態になってしまったりする場合は、これらの問題を解決するべきだと言えます。仮性包茎の悩みの多くは包茎手術によって解決することができますが、悩みを抱えているのであればまずは本当に対処が必要かどうか確認することから始めることがおすすめです。